ヒグチ
2020年3月15日2 分
こんばんは！サービス担当のヒグチです＾＾
今回紹介するのはモンキーの修理！
定期点検でお預かりする際に
ホーンが鳴りっぱなしになってしまうのと
朝一に始動性が悪いことあるので
そちらも修理してほしいとの事です！
まずはホーンの方から。
ウィンカースイッチを分解してみたら
汚れがすごいですが
交換が必要な程ではなさそう。
今回は清掃と接点の修正で無事修理完了！
続いては始動性の方を見ていきます！
暖まっていると症状が出ないそうなので
次の日の朝一にまずはエンジンの圧縮圧力を
測ってみます。
低い。
基準値はエンジン暖気後の数値しか載ってないですが、
７００ｋPaは低いです。
エンジンオイルをプラグホールから注入して再度測定。
上がりました。
ピストンリングやシリンダ内面が摩耗してきて
圧縮圧力が低くなってきたんでしょう。
ただエンジン分解して修理するほどでもなさそう。
暖気後の圧縮圧力は基準値ぐらい出ていますし。
お客さんの話を聞いても全然かからないわけではなく
普段は一発でかかるのに
寒い日の朝一にエンジンを掛けようとすると
３～４発キックしないとかからないとの事です。
このモンキーを買ってから数回冬は越してきているけど
今まではそんな事なかったので、
直せるなら直したいとの事でした。
もちろん分解して修理する事も可能ですし、
本来の修理方法はそれが正しいんですが、
エンジンを分解するので、
もちろんそれなりに費用が掛かります。
というわけでお客さんと相談して
今回はＺＯＩＬを給油して様子を見てもらう事になりました！
以前にも紹介したことがあったかもしれませんが、
このＺＯＩＬが優れモノでこんな時に効果を発揮してくれます！
今回のモンキーもまずはプラグホールから
数滴ＺＯＩＬを注入し、
あとはエンジンオイルに規定量混ぜます。
これで暫くアイドリングさせて、
２日ほど放置して圧縮圧力を測定したら