こんばんは!店長のヒグチです^^
今回紹介するのはモンキー125の点検&修理です!
2年点検でお預かりしたときに気になる点を確認したら後ブレーキから異音がするとの事と、ギアが入った状態でサイドスタンドをおろしてもエンジンストップしないとの事です。
まずは後ブレーキから確認していきます。
確かに共振したような音がします。お客様の話によるとブレーキパッドを交換してからなるようになったとの事です。パッドを確認してみると確かに硬めのものが付いていたのでこのような音はなりやすいです。それプラス途中でカスタムしブレーキキャリパーを交換した事でブレーキディスクとブレーキパッドの当たる位置が変わってしまいブレーキディスクの当たり面に段差が出来てしまっていました。
多分キャリパーを交換したときにセットで取りついていたパッドは柔らかかったのでその段差をパッド側で吸収していたんでしょうが、固いパッドになった事であたりが悪くなり異音が発生していたのだと思われます。
ブレーキディスク自体もまあまあ減ってますので今回ブレーキディスクとブレーキパッドをセットで交換します!
ブレーキディスクはせっかくなのでウェーブ形状にカスタム!
見た目もかっこよくなりましたね^^
続いてサイドスタンドの方を点検していきます。
症状等詳しい話を聞いてみるとあまり聞いた事ない症状の出かたでした。
点検を進めていくとまずはクラッチスイッチが機能してない事を発見!
スイッチ自体は壊れてないですが、社外のクラッチレバーに交換してあることでスイッチ部分の当たり具合が変わって機能していなかったみたいです。こちらはスイッチの位置を調整して解消しました!
あとはサイドスタンドスイッチ等各部点検していきますが中々原因が掴めず。
消去法で原因となりそうなところをつぶしていき最終的にたどり着いたのがヒューズボックスもしくはメインハーネスのどちらか。
奇跡的にここまで症状が出続けてくれていたので故障探求が順調に進んでいたのですがここまで来て症状が全くでなくなりました。
実はこのバイクまだメーカー保証が残っているのでサイドスタンドの不具合の方はメーカー保証での修理となります。
メーカー保証の修理の場合部品交換が基本となりますのでパーツリストを確認したら、メインハーネスとヒューズボックスは一体の部品構成でした。
となるとどちらが原因だとしても交換する部品は一緒なので、メーカーに確認したらOKがでましたのでメインハーネスの交換です!
交換して症状の確認。
症状は出なくなりましたが、元々症状が出たり出なかったりでしたのでこれで様子見して頂きます。
原因がだいぶ絞れるところまで点検で来たのでよっぽど大丈夫だと思います^^
いくら小排気量といえど最近のバイクはいろいろな機能がついてますのでメインハーネスも色んなとこに入り込んでおり交換するのは一苦労です。
もちろんその分工賃もかかってしまうので今回はメーカー保証期間が残っているうちに相談頂けて、尚且つ対応できて良かったです。
その他頼まれていた作業を済ませ試運転。
ブレーキの音もバッチリ直りました!
ありがとうございました~^^
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