こんばんは!店長のヒグチです^^
今回紹介するのはGSX250Lの修理!
ハンドルがスムーズに動かないという事で修理のご依頼。
早速バイクの状態を点検するため動かしてみると、ハンドルが真ん中の状態でロックされてるように感じるぐらいに動きません!
少し力を入れないとハンドルが切れないくらいです。
ここまで酷くなっている車両は中々見ないです。
ハンドルをスムーズに動かすためのヘッドパイプベアリングの交換が必要ですね。
年式が古いのでまずは部品の供給があるかどうかが心配です。
調べてみると一部販売終了している部品があります。
本当は再使用しない部品ですが、お客様と相談し状態がそこまで酷くなければ再使用する事になりました。
分解していくとグリスがほとんど切れかかっている状態。
ベアリングレースを見てみると思いっきり凹んでいます!
写真では分かりにくいですが全周にこの凹みがあります。
この凹んでいる場所にボールがはまって動きが悪くなっていたみたいです。
再使用する部品はここまで酷くはなっていなかったのでなんとか使えそうです。
供給がある部品は交換し、グリスたっぷりで組んでいきます。
あとは締付具合の調整。
この調整が良くないとハンドル切るのが重かったり、ガタが発生します!
適正な位置で締付しこちらは修理完了!
あとはフロントのホイールベアリングもガタが発生していたので交換します。
こちらも外したベアリングは錆が発生しています。
新品に打ち換えて修理完了!
あとは他にご依頼いただいていた作業を済ませ、作業完了です!
最後に試運転してハンドリングの確認。
少しガタがありましたので再調整して再試乗。
今度はバッチリです^^
本来のハンドリングの戻りました!
有難うございました~!