こんばんは!店長のヒグチです^^
今回も前回の続きです!
前回ホーネットも併せて修理をするために色々準備を進めておりましたが今回はその続きです。
まずはタンクのさび落とし!
まずは一旦タンクの中をよく洗浄して脱脂します。
この時に水圧である程度のサビは剥がれてくれるのですが、出てくる錆を見てると思ったより酷そうです。
水だけではサビの塊がタンクの中に残ってしまい中々出てきてくれないのでエアーを使ったりして錆を外へ追い出します!
ある程度取れたらタンククリーナーをタンクに入れてしばらく放置プレイする準備。
まずタンクの下側のコックやセンサーが取付くために空いている穴をふさぎます。
コックは交換する予定でしたので元々取付いていたものを蓋替わりにしちゃいます。
センサー部分はステーなどを使って蓋をします。
毎回この前使ったやつを取っておけばよかったとも思いますが、そんな頻度もないですし車種もバラバラですので毎回ステーを探して作っております。
車種が決まってたり、月数台とかあればとっておいた方が効率良いんでしょうけどね。
実際は年に数台あるかどうかですので、とっておいてもどこに置いたか忘れてしまします!笑
準備ができたらクリーナーを注入。
下からの漏れはないので大丈夫そうです。
給油口の口元並々まで入れてしばらく放置します。
時間が経つと内部からの気泡だったりちょっとずつ蒸発して少し減っていることがあるのでたまに見て減っていたら補充します。
この待っている間にキャブレターも進めます。
いつも通りキャブクリーナーにドブ浸けして、洗浄!
スロージェットや#1#2のフロートチャンバーはコテコテだったので長めに浸けます。
最後に洗剤で洗ってきれいにして、エアブロー!
エアブローしながら各通路の詰りが無いか確認。
所々つまりが取れてない所があったので修正して完了!
あとは新しいパッキン類とともに組んでいきます。
組み終わったら車体に戻します。
取り合えずキャブレターは一旦ストップしてタンクに戻ります。
24時間ぐらい放置したのでさびの取れ具合を確認。
一部取れてない箇所がありましたので再度一晩放置して再確認。
今度は良さそうです。
内部に浮いてるサビなどありますので洗浄します。
洗浄が完了しましたら、コーティングに移ります。
ここからは時間との勝負になりますので一気に作業!
まずはタンクの中の水分を飛ばします。
早くやらないとまたどんどんサビが発生してくるので急ぎます。
乾いたらコーティング剤を作成し、タンクにINします。
全体に広がるようにまんべんなくコーティング剤を回したら余分なコーティング剤を抜き取ります。
中に残ってしまうと硬化が悪くなるのでしっかり確認します。
抜き取ったコーティング剤で給油口などを塗ります。
一通り完了したら硬化させるために温めます!
ここまで来てやっと手が離れて一息付けます。
暫く放置したら硬化具合を確認。
良さそうですね!
念のためもう一晩放置して完全に硬化させます。
これでタンクは完了です!
見た目もきれいになりました!
あとは最終キャブレターの調整ですが、またまた長くなってしまいましたので続きは次回にします!
お楽しみに~^^