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執筆者の写真ヒグチ

メカノイズ

こんばんは!店長のヒグチです^^


今回紹介するのはXJR1300の修理!

エンジンからのメカノイズが大きくて気になるとの事で修理のご依頼。

音の発生個所からするとバルブクリアランスが広がってタペット音が大きくなっているっぽいです。

早速シリンダーヘッドカバーを開けて確認します!

まずは全箇所バルブクリアランスを測定。



やはり基準値から外れている箇所がありますね。

シムの交換で調整するタイプですので一通り測定値をメモします。

基準値に対してずれている分を計算しシムを選定していきます。

4バルブで4気筒ですので多いです!

シムの選定をするのに現在取りついているシムの厚さを図る必要がありますが、どうやらカムシャフトを外さないとダメっぽいです。

ホンダ車用の工具でトライしましたがダメだったので、カムシャフトを外します!

まあこれだけ数が有ったら急がば回れで外しちゃった方が早い気もします。

走行距離も85,000kmと多く、カムシャフトホルダーおよびジャーナルの確認もしたいので・・・。

後で調べてみたら、やはりヤマハからXJR1200・1300用のSSTが販売されていました。


一通り測定し、シムを交換していきます。

完了したらカムシャフトを戻していきます。

カムシャフトのカム山に少しかじりがある箇所があるので酷い状態ではないですがこれもメカノイズには影響してそうですね。




カムシャフトが戻せたら再度バルブクリアランスをチェック!

バッチリ狙い通りです^^

あとは外した部品を戻していき、エンジン始動!

メカノイズは小さくなりましたね^^

最後に試運転して完了です!

ありがとうございました~!

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