落ちてはいけないものが
- ヒグチ
- 2020年6月15日
- 読了時間: 2分
こんばんは!サービス担当のヒグチです!
今回紹介するのはシグナスの修理!
走行中に前の方から何か落ちるような音がして
そのあとから急にブレーキが効かなくなった!
とのことです。
聞いただけで恐ろしいですね。
そのままバイクを押してきてお預かり。
その時に「これが落ちたものです。」といって渡されたのがこれ。

ブレーキパッド!?
構造的に落ちるはずはないのですが、
ただこのパッドの状態をみると
だいぶやばそうです。
前ブレーキを確認したら、
ブレーキディスクがペラペラになってます!!

ここまでいったらたしかに落ちるかもしれませんね^^;
というかここまで行く前に異音がするはずですが
そのまま乗り続けたみたいですね。
というわけでブレーキディスクとパッドは新品に交換!
キャリパーの方はよくよく見てみたら
ブレーキパッドを押す役割をするピストンが削れてますし
ゴム部品が要交換状態。
パーツリストを見てみたら一部ゴム部品がキャリパーASSYじゃないと
手に入りません。
というわけですのでお客様に説明して
キャリパーASSYで交換することになりました!

部品が届いたら組み付けて新品のブレーキフルードをいれてエア抜き!
あとは試運転して修理完了!
今回の修理は
ブレーキパッドの交換を適正時期に行っていれば防げることです。
ここまでなってるのは初めて見ましたが、
皆さんこうなる前にメンテナンスしてくださいね~!