毎度、有難うございます。
今回もサービス担当:清水です。
インジェクションの困ったちゃん 最終回でございます。
インジェクターが一番怪しいのですが、交換部品のお値段が「よい」お値段設定です。
車種にもよりますが、ホンダ車で1本あたり1諭吉は必要です。
高いと1.5諭吉するものもあり、4気筒車なら6諭吉コースです。
と言う訳で、まずは裏ワザでインジェクターをクリーニングして、テストラン。
始動直後の不調は解消されて、「おっ、直ったじゃん。やっぱりインジェクターか~」と思いつつテストラン継続。
でも、やっぱりイマイチな走りしかしてくれません。
修理の予算に縛りが無ければ、インジェクター新品交換→だめならスロットルボディ交換と行きたい所ですが、そんな修理はなかなか許してもらえません。
と言う訳で自己診断がつかず、悔しいですが頼みの綱のメーカーサービスへご相談。
私ども販売店レベルでは、入庫してくる故障車両から得ることのできる、修理実績や経験値はメーカーが収集している情報量やトラブルシューティング能力には遠く及ばないのが実情なのです。
清水:「あれこれ点検して、現状こんな症状なんですが~」
担当:「あ~それね~。こんなサービス情報が出てるけど見た~?」
清水:「それはチェック済みで問題無しです。」
担当:「それじゃ~スロットルボディ交換してみて」
清水:「え~っ、いきなりスロットルボディですか?インジェクターの方が怪しそうなんですけど」
などと話し、MSCからの出力データをメーカーサービスへ送ったりと、やり取りをして最終的にはメーカーサービスの指示に従い、あっさり不具合解消。
悔しいですっ!!
サービススキルの蓄積量が私どもの比ではありません。
メーカーサービスのおかげで修理期間の短縮、修理代金を抑えることが出来たのも事実です。
日々精進ですね。 長文・愚文失礼致しました m(._.)m