ニッキー・ヘイデン選手の逝去について スーパーバイク世界選手権にRed Bull Honda World Superbike Team から参戦中のニッキー・ヘイデン選手( アメリカ35 歳) は、イタリアのリミニ近郊で自転車トレーニング中、自動車との接触事故に遭い、現地時間5 月22 日19 時9 分に逝去されました。 米国・ケンタッキー州出身のニッキー・ヘイデン選手は、モータースポーツ一家に生まれたことで幼少期からレース活動に親しみ、1999 年に全米選手権であるAMA のスーパースポーツクラス(600cc) でチャンピオンを獲得。 2002 年にはAMA スーパーバイククラスにおいて史上最年少でチャンピオンを獲得しました。2003 年にHonda のワークスチームであるRepsol Honda Team から世界最高峰のMotoGP クラスにデビュー。2006年シーズンには最終戦まで激しい争いの末、年間チャンピオンを獲得しました。2016 年からはスーパーバイク世界選手権へ参戦し、年間総合5 位を獲得。この年の鈴鹿8 時間耐久レースにもMuSASHi RT HARC-PRO.から参戦するなど、豊富なキャリアを活かしたベテランとして今後の活躍が期待されるライダーでした。 ヘイデン選手に対して心から感謝するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。