こんばんは!サービス担当のヒグチです^^
今回紹介するのはバリオスのバッテリー上がり。
以前の修理歴を確認したら、
このバイクは半年程前にもバッテリー上がりで
来店されています。
その時はバッテリーも古かったので
新品に交換して対応。
その時に充電電圧を点検すると、
アイドリング時の数値が少し低かったので
お客様と相談し、取り敢えず
少しアイドリングを高めに調整して
納車しました。
そして今回、来店時に電圧を確認すると
回転数を上げたりして一番充電電圧が
高いところでも12.7V!低い!
来店時バタバタしていたのでお預かり
させていただいて後日見積りして連絡することに。
後日、原因を探すために
点検をすると、
あれ?
少し低めですが充電電圧は13.8Vぐらいまで
出ています。
直った!?^^
いやいやそんなわけはありません。笑
充電系統を順番に点検していきます。
ジェネレーターからの発電電圧は問題無し。
レギュレーターの制御電圧も問題無し。
バッテリーは充電しておいたので
開放電圧も問題無し。
んーー。
これといって悪いところはないけど
全体的に微妙に低い気がする。
メーカーに確認し、充電電圧の基準値を
確認したらジェネレーターはOK!
レギュレーターは一応NGだけど数値的には
そんなに悪くはない。
レギュレーターが怪しいけどなんかすっきりしない。
もしかしてと思いエンジン掛けたまま放置!
しばらくしてから見てみると、
充電電圧が低くなっています!
もしかしてと思ったのは、
レギュレーターが熱をもった時に症状が出るんじゃないかと!
当たりでした^^
症状が出たところでもう一回、
一通り点検したらレギュレーターが原因でした!
原因がはっきりしたのでお客様に連絡し、
部品換えて点検。
バッチリ!
念のため暖機後も点検して問題なし!
修理完了です^^
修理する時に一番困るのは症状が出ないこと。
そうなってくるとまずは症状を再現させる
テクニックも必要になります。
今回も良い勉強になりました^^