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レトロ パート2


こんばんは!サービス担当のヒグチです^^

今回は前回から続いてる旧車祭りです!

修理したのはZ750D。

長いお付き合いのお客様ですが、

1番のプラグだけかぶってしまう!

ということで前々から

調整したりでだましだまし乗っていたのですが

10キロ程走行したら1番のプラグが

死んでしまい、3気筒になってしまう

というところまで不調になってしまったので

ちゃんと直しましょうとなりました。

前々から見ているので

ある程度は目星がついていたので

順番に進めていきます。

とりあえずキャブレターの

ニードルの段数を変更してみます。

この時代のバイクはスペースが広いので

キャブを下ろさなくてもできるので

助かります。

あまり効果なしです。

念のためキャブレターの同調を

再調整。

あまり変わらず。

このあと色々試行錯誤しましたが

効果はなさそうなので

メインジェットを絞っていきます。

まずは#100から#95へ変更。

効果有りです!

ただまだ燃調が濃いのでさらに絞っていきます。

ジェットセットを用意して

薄い方から順番に換えていきます。

まずは#70!

エンジン始動。

明らかに変わりました!

同調や各部調整していきます。

おー、絶好調。とまではいきませんが

明らかに前よりは調子が良くなりました。

スパークプラグの焼け具合もいい感じです^^

キャブレターボディの劣化が酷く、ジェット以外の

隙間からもガスを吸い上げてしまっているのが原因です。

まさかメインジェットを

そこまで絞らないといけないなんて

思いませんでしたね^^;

最終試乗して問題なさそうなので、

修理完了です^^

 

不調の原因は明らかにキャブレター本体を交換しないと

修理不能な状態でしたが、もちろん純正部品は廃盤。

交換するとなれば社外品か中古品になってしまいます。

発売当時から大事にされている車両で

思い入れがありそのままのスタイルで

乗りたいと言うこと。

長いお付き合いのお客様からのお願いでしたし、

ず~~~っとメンテナンスさせて頂いている車両なので

今回は修理を引き受けしました。

異常のないキャブレターセッティングはシャーシーダイナモのある

外注様へお願いしておりますが、さすがにこの個体では外注依頼できません。

今回のような修理は、実作業での拘束時間が非常に長くなり

整備工賃の請求額が非常に高額となってしまうため現実的ではなく

受け付けておりませんのでご注意下さい。

「そんなこと言わずに、俺のバイクも直してくれーっ!」

と言うお客様は、ご予約の上、ご相談いただければ

受注できるか判断いたしますので宜しくお願いします。

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