こんばんは!サービス担当のヒグチです^^
今回はヘッドパイプベアリングの交換作業が2台
続けてありましたのでそちらを紹介します。
ヘッドパイプベアリングとは
簡単に説明すると
ハンドルを切る時にスムーズに
動く為にあるベアリングです。
メーカーに呼び方が色々ありますが
今回はこの名前でいきます。
1台目は車検でお預かりしたZX-14!
工場内で移動等をしている時に
フロントブレーキをかけると
なにか違和感が。
確認のため試乗してみたら
やっぱりフロントブレーキをかけたときに
コツコツと振動がきます。
ヘッドパイプベアリングにガタがありますね。
いつからなっていたか分かりませんが
この状態で乗っていたとすると
ベアリング自体に段付ができている
可能性があるので
お客様に相談し交換する事に!
車検整備で外装はある程度
外れているので
フロントの足回りをばらして
ハンドル廻りを外していきます。
ステアリングステムを外して
ベアリングのレースを打ち換えます。
ベアリングにグリスをたっぷり
注入して組んでいきます。
締付具合はマニュアルにやり方が書いてありますが
ある程度はその通りにやって
最後の微調整は感覚で行います。
ガタが無くて一番軽くスムーズに動く所で調整。
結構、神経使います。
ただピタッと決まった時の満足感も結構あります。笑
あとは外したものを戻していき完了です^^
試乗して最終確認。
バッチリです^^
締付具合は結構シビアなので
実際に乗ってみると
少しガタがあったりするので
難しいですが一発で決まると
気持ちいいですね^^
続いてはCB750F!
こちらはお客様から
ハンドルの切れ込みに違和感があるということで
作業依頼が来ました。
預かってみるとたしかに
ハンドルがスムーズに切れずに
少し抵抗があります。
まずは足回り、ハンドル廻りを外していきます。
フルカウル車と違ってメーター廻りや
ヘッドライト廻りも外すので
配線だらけ。
最後にステムを外す前に
動かしてみたら
動きの悪さが良くわかります。
先程と同様にベアリング打ち換えて
グリスをベッチョリつけて組んでいきます。
最後の微調整はしっかりと。
配線がいっぱいなので
戻すのも一苦労。
ハンドルの動きの邪魔にならないように
少し取り回しを変えて
組んでいきます。
組み終わったら試乗して確認。
こちらもバッチリ^^
もしハンドルの動きに違和感を感じている
お客様がいましたら一度ご相談下さい^^