こんばんは!店長のヒグチです^^
今回紹介するのはDIOの修理!
エンジンが掛からなくなってしまったとの事で修理のご依頼。
まずは引取にレッカーで伺います。
工場に戻り確認したらやはり掛かりませんね。
音を聞いてるとアレっぽいです。
あ、優勝のことではないです。(笑)
まずはスパークプラグを外します。
外したついでにプラグの状態をチェック。
スパークテストをしたら火は飛びますが、そこそこ消耗しているのと整備履歴を確認したら交換時期は過ぎていたのでスパークプラグは交換します。
続いてエンジンの圧縮圧力を測定。
低いですね。
基準値は1344KPAです。
そこそこ距離を走っている車両ですのでピストンリングが摩耗していないかチェックするためにプラグホールにオイルを注入して再測定。
微妙に上がりますがほぼ変わらず。
となるとやはりアレっぽい。
一度強制的にエンジンをかけてやります。
別に特別な技があるわけではなく基本ひたすらキックです。(笑)
多少テクニックは必要ですがね。
無事掛かってアイドリングで安定するくらいになったらもう一度圧縮圧力を測定します。
基準値ほどではないですが、だいぶ上がりましたね。
始動性も良くなりました。
となると考えられるのはカーボン噛みですね。
エンジンの燃焼室内に堆積したカーボンが悪さをして圧縮不良を起こします。
本来ですとエンジンを分解して清掃する必要があるのですが、お客様と相談しワコーズのレックスを吸わせて清掃する事になりました。
レックスをエンジンに吸わせてやると内部のカーボンが焼けやすくなってきれいになります。
施行している写真がこれですが、煙がモクモク。
かなり溜まっていたっぽいですね。
レックスが完了したらあわせてやると効果のあるフューエルワンも入れておきます。
あとは再発しにくいようにバルブクリアランスを対策のクリアランスに調整します。
ここで再度圧縮圧力を測定したらバッチリ基準値まで戻りました^^
あとはスパークプラグの交換と、合わせて依頼されていたウィンカースイッチの交換を済ませ作業完了です。
最後に試運転をして修理完了。
ありがとうございました~^^
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