こんばんは!店長のヒグチです^^
しばらくぶりのブログとなります。
色々ありましてしばらくアップ出来てなかったです。
ご迷惑おかけした皆様、大変申し訳ございませんでした。
今回紹介するのはPCXの修理!
少し前からエンジンの異音が発生しており、その修理です!
だいぶ賑やかなエンジンです。
まずは異音の場所を確認していきます。
聴診器で探っていきますが音がでかすぎて特定が難しい。
たぶん腰下ではなさそうなので取り敢えずは上から順番に確認していきます。
ピストンを圧縮上死点にしてシリンダーヘッドカバーを開けます。
バルブクリアランスはそこまでくるって無さそう。
ロッカーアームのベアリングも軽く触った感じは問題なさそうですが、念のため外して点検。
大丈夫そうですね。
その他チェックするために色々触っていたら原因を発見!
カムチェーンがゆるゆるです。
カムチェーンテンショナーを外して見たら壊れてます。
テンショナーが原因でしたね。
本来テンショナーはオートテンショナーになっておりカムチェーンの緩みに合わせてテンショナーが徐々に飛び出してきて引っ込まない構造になってるのですが、外したテンショナーは完全に引っ込んだ状態でした。
原因が分かったので部品を手配して交換します。
シリンダーヘッドカバーを開けたのでついでにバルブクリアランスも調整します。
ここも異音の原因になりますのでしっかり基準値に調整!
外した部品を戻したらエンジン始動!
ばっちり直りました^^
カムチェーンテンショナーが壊れると他の所にも影響が出て故障の原因になることもありますが、今回はそこまで被害が広がってなくて良かったです^^
あとは脱着した部分からオイル漏れが無いかチェックして作業完了です!
ありがとうございました~!