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​人として、メカニックとして

今日まで数え切れないほどのバイクを修理・整備してきました。パンク修理からエンジン・車体の分解整備まで・・・。すると過去に修理した痕跡を見かけることがあります。それがとてもきれいに直されていると、感心し、発奮する材料となります。しかし、反対にひどい仕事がしてある事も少なくありません。例をあげれば、ボルトの頭をナメていたり、交換すべきワッシャーがそのままだったり、合わせ面にガスケットのかすが残っていたり・・・。最近ではナビ・スマホなどの普及により最悪な場合には車両火災も想定されるような電気配線がされているものも多く見かけます。車両の構造・特性を無視した整備であり、同じサービスマンとして憤りを覚え、悲しくさえあります。確かに、カバーを被せてしまえば見えない部分もあるでしょう。誰の仕事かわからなければいい?そんな「甘え」すらも・・・。世にバイクショップが何件あり、そこに何人のサービスマンがいようとも、せめて私たちは丁寧な仕事で皆さんから信頼して頂ける職人でありたいと思います。自分の仕事に誇りを持ち続けられるよう、これからもベストを尽くして参ります!

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