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白煙


こんばんは!サービス担当のヒグチです^^

今回紹介するのはシグナスXのステムシール交換。

エンストしてしまうということで

お預かりして、まずは原因を調べるために

エンジンをかけてみたら

マフラーから白煙がモクモク〜。

臭い的にも明らかにエンジンオイルが燃えています。

エンストの原因はオイルかぶりっぽいですね。

スパークプラグを外してみたら

真っ黒!

間違いなく燃焼室にオイルが入ってきてます。

可能性があるのはオイル上がりかオイル下がりか。

シリンダ内の圧縮圧力を測ってみます。

問題なし。

なのでオイル下がりが濃厚です。

簡単に説明すると

オイル上がりはピストンリングとシリンダ壁の

隙間からエンジンオイルが燃焼室に入ってきてしまう事。

下から上にくるのでオイル上がり。

オイル下がりはシリンダヘッドのバルブの摺動部分についている

ゴム部品のステムシールが劣化してその隙間から

エンジンオイルがバルブを伝って侵入し

燃焼室に入ってしまう事。

上から下にくるのでオイル下がり。

エンジンの姿勢によっては横になってしまう事もありますが

基本的にはこう呼びます。

という事でバルブのステムシールの交換をしていきます!

まずはエンジンと車体を分割!

サクサクとシリンダーヘッドを外します。

燃焼室もバルブも真っ黒。

ロッカーアームを外すために

シャフトを抜こうとしたら

ん?

抜けない。

だいたいこのシャフトはただささっているだけなので

すんなり抜けるんですが

このバイクは固い。

簡易的に治具を用意して

抜きます。

無事分解完了。

肝心のステムシールの部分の写真は撮り忘れました^^;

外したついでにバルブにこびりついていたカーボンも

綺麗に清掃^^

サクサクと組み付けて元どおり^^

スパークプラグとエンジンオイルを新品に

交換してエンジン始動!

白煙もおさまりましたし

臭いも問題なし!

最後に試乗して完了です^^

ありがとうございましたー!

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