top of page

浮遊物


こんばんは!サービス担当のヒグチです^^

今回紹介するのは車検でお預かりした

YZFーR3の修理です!

車検整備を順調に進めている途中で

クーラントを点検。

まずはリザーブタンクの

量を確認。

ん?なんかものすごく見にくいし

揺らして量を確認しようとしても

水面があまり揺れない。

蓋を開けて中を覗いてみたら

白いクリーム状の浮遊物が!

この見覚えのある液体は

エンジンオイルと水が混ざった時に

できるものです。

よくエンジンオイルに水分が混ざってしまい

白濁している時に見ますが、

クーラントがここまでなっているのは初めて見ます。

ラジエター側も確認。

こちらのクーラントはそこまでひどくなさそう

ですが、ラジエターキャップは

ゴム部分がブヨブヨに伸びてしまっています!

このオイルと水が混ざってできた

白い液体はゴム部品や樹脂部品などを

特に痛めるので要注意です。

原因として思い当たるのは

メカニカルシール。

ただメカニカルシールの周辺には

混ざらないように

下側に抜け穴が空いていて

そこから垂れてくるはず。

しかしこのバイクには見当たりません。

パーツリストを見ても

メカニカルシールっぽくないし

もしかして普通のオイルシールなのか?

とりあえず部品を手配して

作業スタート!

ウォーターポンプのカバーをまず外します。

オイルが混ざった後があります。

原因はここで間違いないですね!

シャフトを抜いてみたら

やっぱりメカニカルシールではなさそう。

普通のより分厚くて頑丈そうな

オイルシールって感じです。笑

おかげで抜くのも一苦労。

新品のシールを打ち込んで

ガスケット類も新品に交換して

組んでいきます。

あとはエンジンオイルと

クーラントを入れて

エア抜き&漏れの確認をしたら完了です^^

ありがとうございました〜!

閲覧数:214回0件のコメント

最新記事

すべて表示

怪力?

まさかの

bottom of page