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ヒグチ

走行不能


こんばんは!サービス担当のヒグチです^^

今回紹介するのはBMW R1150RSの修理!

このバイクは車検が切れていて

しばらく動かしていません。

バイクの維持管理のために

久しぶりに動かそうと思ったら

バッテリーがあがってしまい

エンジンが掛かりませんということでの

修理依頼。

とりあえずレッカーで引取に伺いますが、

このバイクはバッテリーがあがっていると

ブレーキがうまく効かない構造。

インテグラルシステムというもので

電源が入っていないと電動サーボアシストが

働かないので効きがあまいんです。

積込みする時ブレーキが効かないと恐いんです。

パワーゲート車で行けば良いのですが、

それなりに傾斜のある場所で作業性が悪く・・・。

というわけで店長と二人で

出動して積み込みます!

工場に戻ってきて早速作業!

バッテリーはフューエルタンクの下なので

大変かなと思いましたが、

サイドカウルを外したら

案外すんなり交換できました!

問題はここから

バッテリー交換して、

古くなったガソリン入れ替えて

エンジンは無事かかりました。

暫く乗ってなかったということなので

敷地内で軽く試乗してみたら

クラッチに嫌な感じが。

ただクラッチが切れない訳じゃないし

走行は出来る状態。

取り敢えず工場内に戻って確認。

しばらくクラッチレバーを握ったりしてたら

最終的にはレバーがスカスカに!

どうやらスレーブシリンダーが

逝ってしまったようです。

お客様に確認して追加修理になりました。

まずは本当にスレーブシリンダーがだめなのか確認したいのですが、

水平対向エンジンなので奥地にいます。

結局外すのにこんな状態に。

やっぱりスレーブがだめでした。

クラッチディスクの方までは浸入してなさそうで

ひと安心。

実はクラッチプッシュロッドに

万が一フルードが漏れ出した時ように

せき止めてくれるフェルトが巻いてあります。

これのおかげで命拾いですね!

原因が分かったので部品を手配し

届いたらスレーブシリンダーを交換して

フルードを入れてエア抜きしたら完了!

クラッチ操作の嫌な感じもばっちり直りました^^

ありがとうございましたー!

また車検とって復活させる時をお待ちしております^^

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