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原因は?

こんばんは!サービス担当のヒグチです^^



今回紹介するのは #CB750F の修理!

実際に修理をしたのは去年ですが、

ずっと書けずにいたので今回書きます。



ツーリングの帰りに #エンスト し、

そのままエンジン始動不可。

バッテリーが弱くてセルモーターが回らないそうです。


レッカーの要請があったので出動!


工場に戻ってきて取り敢えずは

バッテリーの充電。

レッカーは店長に行ってもらったので

ここで気が付いたんですが

オイルがポタポタ垂れてます!

結構な勢いで。

もしかしてオイル切れ?

エンジン焼き付いた!?

と思いましたが、エンジンオイルは

まだ入ってましたので大丈夫でした。


一晩充電して始動確認。

取り敢えずエンジンは掛かりましたが

原因判明!

#充電不良 です。

明らかに充電電圧が低くて

バッテリー電圧がどんどん下がっていき

最終的に8Vを下回ってエンスト。


この時代のバイクはヘッドライトが消せるので

ヘッドライトOFFでポジションランプのみで

走っていればまだ大丈夫ですが、

夕方になってヘッドライトONにしたら

じわじわ電圧が下がって力尽きたという感じですね。


このCBは秋ごろに転倒して

ジェネレーターカバーを交換しています。

その時に #ステーターコイル を脱着したので

念のため充電電圧を確認。

この時は今回程じゃないですが

充電電圧が低めだったので

充電装置を点検。

レギュレーターが原因でしたので交換。



交換後確認したら充電電圧は無事復活しましたが

心なしか低い気が。

年式も古いのでまあまあこんなものかなと思いましたが

今思えばすでにこの時から充電装置の他の部品も若干怪しかったんですね。


というわけでレギュレーターは交換済みなので

問題ありません。


あとはエンジンの回転を使って発電している

ステーターコイルかローターのどちらか。

ただ両方とも単体点検では問題なし。

ハーネスもすべて問題ないですし。

原因不明です。

交換してみないとわかりません!

僕の経験だとステーターコイルが壊れる頻度が

高い気がしますが、この時代は少し構造が違うので

発売当時を知る店長に相談。

そしたら当時は新車から年数が経ってくると

ローターが原因で充電不良になることが

多かったそうです。


たしかにステーターコイルが壊れてるやつって

見た目だったり匂いで結構わかります。

今回は見た目も問題ないし、

変なにおいもしません。

そう思うとやっぱりローターなのか?


ただ両方ともそれなりに高価な部品。

できれば原因を確定してから注文したいです。


そこでふと目に入ったのは中古車のCB750F!

これしかない!

部品を入れ替えます!

そしたらなんと原因はステーターコイル。

抵抗値もすべて基準値なのに意味不明です。


秋に転倒したときに

ジェネレーターカバーがずれて

ローターと接触し、ついたと思われる傷が

ステーターコイルの内側にありました。



もしかしてこれが原因?

よくわからんですけど、

取り敢えず中古車のCBがあって助かりました。

本当ははっきり原因を突き止めたいですが

こんな時もあります。

ステーターコイルを

新品に交換して無事修理完了!

充電電圧もばっちり復活です^^

純正品は廃盤でしたので社外品です。



ついでに痛めてしまったバッテリーも新品に交換。

あとオイル漏れ箇所も修理して一通り作業完了!


ありがとうございました~^^


#単車 #旧車 #故障 #充電 #絶版 #FC #空冷

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